緑公会堂で6月29日、緑区役所が作成したエンディングノートをPRするイベントが行われた。
エンディングノートとは、万が一の事態に備え、治療や介護、葬儀などについて自分の希望や、家族への伝言、連絡すべき知人のリストなどを記しておくためのノートのことだ。
横浜市では、各区で独自のエンディングノートを作成しているという。緑区役所高齢・障害支援課では、各地域包括支援センターなどと協力しながら、緑区独自のエンディングノートをこのほど完成させた。
同ノートのタイトルは、「My Life〜これからの私がいきいきと暮らしていくために〜」。作成メンバーの一人で、高齢・障害支援課の高橋諒さんは「タイトルにもあるように、これからの生き方を考えられる構成にした。多くのコラムや、将来の自分のことを記入できるフリースペースを設けるなど多くの工夫をした。書くことで、明日からの生き方を見直せる内容になっている」と振り返った。
イベントでは、ノートの特徴や使用方法などを同課の職員が説明していた。約380人の参加者は真剣な表情で説明に聞き入っていた。その後、映画の上映も行われていた。
参加者の一人は「もしもの時のためにしっかり記入したい。生き方を見直すきっかけにもなりそうだ」と話していた。
同ノートは、区内の地域包括支援センター(ふじ寿か園や、長津田、霧が丘、十日市場、中山、鴨居、東本郷の各地域ケアプラザ)と緑区役所高齢・障害支援課で配布している。配布の際、書き方なども説明しているという。
問い合わせは、同区役所同課【電話】045・930・2311へ。
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