霧が丘高校2年生の3人(アハメド・サンジダさん、石川夏鶴さん、大竹末紀さん)は1日、近隣の若葉台特別支援学校(旭区)と、就労継続支援事業所を運営するNPO法人ぷかぷか(霧が丘3の25の2)に雑巾を贈った。雑巾は、同校2年生が家庭科の被服実習でミシンを使って縫ったもの。来年度からインクルーシブ教育推進校としてスタートする同校は、障害の有無に関わらず共に学んでいこうという主旨で、20人前後の知的障害のある生徒を受け入れる。それに向けて同校では若葉台特別支援学校の教諭を講師に招き研修を行うほか、毎週木曜日にぷかぷかで作られたパンを学校内で販売するなど交流が始まっている。今回の雑巾贈呈は「より生徒間の交流を密にしたい」と考えた森下教諭のアイデア。
若葉台特別支援学校では、地域にも開放している学校内の「カフェわかば」で雑巾を贈呈=写真。パンの販売をしている時田哲也くん(高3)は「とても嬉しい。カフェや工房で使います」と笑顔。
また、ぷかぷかの担当者は「日常の掃除で使わせて頂くことになると思います。例えばアート部門では絵の具を使うのでその時のお供とさせて頂くと思います」と話した。
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