東洋英和女学院大学の学園祭「かえで祭」で実行委員長を務める 成田 絵未里さん 東洋英和女学院大学国際社会学部3年
足が先に動く挑戦者
○…学園祭の実行委員は約200人。2日間にわたり行われる一大イベントの舵取り役を担う。開学から30周年の節目を迎える今年、「大学を今まで支えてくれた人達に感謝を伝える学園祭にできたら」と意気込みを見せた。各地で学園祭の魅力を伝えることに奔走する日々を送る。「人見知りはしないタイプ。初めて会う人と話すのも楽しい」と笑うように、すっかり発信役が板に付いているようだ。
○…剣道やテニス、新体操と習い事の予定がびっしりだった子ども時代。「やりたいと思ったことは、やる。頭よりも先に足が動く」と話すように、高校時代も学園祭の企画などに奔走した。旺盛な好奇心は、海外にも向けられ、高校時代にはカナダへ1カ月間留学。「言葉や文化など初めて知る事ばかりだった」。海外のことをもっと知りたいという思いが芽生え、国際社会学部へ入学した。
○…大学入学後、日本人が全くいない環境に飛び込みたいと、語学留学でアイルランドへ。すれ違う時に投げキッスをしてきたフランス人の女の子。すぐに”投げキッス返し”をして仲良くなった。時には、意見が食い違う時もあるが、頭ごなしに否定するのではなく、まずは相手を受け入れる姿勢を心掛けているという。「色んな人と仲良くなれたらうれしいですね」 ○…好きな言葉を聞けば、「やらないで後悔するよりやって後悔したほうがいい」。夢は、映像の制作に関わることだ。「色んな世界があることを映像で多くの人に伝えたい」と目を輝かせる。表現力を磨くため、歌やダンスなども習っているという。忙しい毎日だが、学園祭の準備は待ってはくれない。実行委員長としてのプレッシャーを感じる時もある。だが、当然、学園祭にも真っ直ぐに挑戦をするつもりだ。
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