土志田建設株式会社(長津田3の4の12/土志田領司社長)と同社安全衛生協力会組織「友志会」(須山剛会長)は、8日、みどりアートパークで「第38回安全推進大会」を開催した。
労働災害の根絶を訴える同大会には、同社と取引のある関係者ら200人以上が来場していた。
冒頭で土志田社長は、「無事故、無災害は、関係者全員の使命である。私たち建設業は、安全なくして発展することはない。何があっても、事故はだめだ。今日は、安全について考える日となればうれしい。気持ちを一つにして今後とも協力をよろしくお願いします」とあいさつした。
その後は、横浜北労働基準監督署の永吉浩一氏と緑警察署の石井芳久交通課長による安全講話が実施された。
永吉氏は、労働災害の
発生状況を報告。建設業の死亡事例を説明した上で、はしごや脚立からの墜落、転落災害をなくすために、安全に使用するためのポイントなどを伝えていた。
石井交通課長は、交通事故の状況を説明後、区内の死亡事故の事例を報告していた。「いつみなさんが、被害者や加害者になるか、分からない。気を付けてほしい」と来場者に注意喚起した。また、今年10月から加入が義務化された自転車損害賠償責任保険などへの加入を呼びかけていた。最後には、今年12月から罰則などが強化される「ながら運転」について説明。「スマホやカーナビなどを使用したり、注視する『ながら運転』の罰則が強化される。重大な交通事故を引き起こすことにつながるので絶対にやめてほしい」と締めくくっていた。
同社の代表社員石井勝宏さんが安全宣言を読み上げ、土志田社長に手渡し第一部は締めくくられていた。
後半の第二部では、一般社団法人建設業振興基金専務理事の黒田憲司氏や、同社安全顧問の柴崎博之氏の講話を実施。最後には、懇親会も開催され、交流を深めていた。
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