11月30日(土)・12月1日(日)の2日間に渡って緑区民文化センターみどりアートパークで開催される『長津田音祭り』。30日に行われる唯一の有料コンサートに昨年まで13回続いた『長津田ジャズまつり』の開催が決定した。
幼児から高齢者までが一同に会し、様々なジャンルの演奏を披露する区内初の音楽イベントとして2016年にスタートした『長津田音祭り』(長津田音祭り実行委員会・井上光昭委員長)。回を重ねるごとに規模を増してきた同祭りだが、4年目となる今回は11月30日(土)・12月1日(日)2日間での開催が決まった。
メンバーの高齢化
30日に行われる有料コンサートには、昨年まで13回開催されてきた「長津田ジャズまつり」を行うことになった。午後2時開演(1時30分開場)で、観覧料は全席自由2000円。長津田出身のジャズボーカリスト・おぬきのりこさんのほか「The Bigband of ROGUES」(東京キューバンボーイズJr.)や「小林陽一&ジャパニーズジャズメッセンジャーズ」が出演する。
『長津田ジャズまつり』は、「長津田にジャズを根付かせたい、ジャズを楽しんでもらいたい」と、長津田地区の愛好家らで構成される「長津田ジャズ愛好会」が2006年に始めたイベント。同会は昨年の13回開催時に「主催メンバーの高齢化」を理由に単独開催が困難な状況になった。同愛好会の立ち上げメンバーの一人である沼田光豊氏(長津田みなみ台在住)は「13年間開催してきた中で、みなさんに愛されてきたと思っている。今後も続いて欲しい」と、コメントを寄せた。
「もったいない」
昨年、同愛好会から「協力してくれないか」との話があった際、同実行委員会井上委員長も「13年続いてきて、固定客もしっかりついているジャズまつりがなくなってしまうのはもったいない」と感じたという。
30日は午前11時に開場。1階ホワイエでは地元の各商店らが出店する「ながつた市」(午後3時20分まで、1日は午後4時25分まで)をはじめ、地下1階会場では24店舗が出店する「ハンドメイド&フリマ」(午後3時まで)、「ワークショップ」(同)を開催。また、フリーマーケットやながつた市で購入することで参加できる「スタンプラリー」(空くじなし、先着200組)も楽しむことができる。
1日は「むつみ幼稚園」「みなみ台・みもざ・もりの風・もみの木各保育園合同」「いぶき野小(4年)」「緑が丘中合唱部」「Libre Saxophone Quartet」「アンサンブル・メイプル」「田奈中吹奏楽部」「福澤優加」「田村哲」「野呂愛美」など様々な団体らが出演する予定だ(午前11時30分〜)。また、両日ホワイエや地下1階で無料コンサートや生演奏が行われるほか、会場では緑区キャラクターのミドリンなど様々なゆるキャラの着ぐるみがイベントを盛り上げる。
井上実行委員長は「音祭りを訪れた多くの方に笑顔になって帰って頂ければ嬉しい。ぜひ足をお運び下さい」と来場を呼び掛けている。
問い合わせは、同実行委員会事務局【電話】045・981・0803(午前9時〜午後5時)へ。
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