東洋英和女学院大学(三保町32)の学生が、学内にあるコンビニのレジ袋を減らすプロジェクトに取り組んでいる。
プロジェクトを立ち上げたのは、国際社会学部3年生の片山友理香さんと金子未空さんだ。2人は、環境問題に興味を持っており、大学での座学の学びだけではなく、周りを巻き込み、何か行動を起こせないかと考えた。2人が注目したのは、日々、大量に使用されているレジ袋だ。
「まずは、学内でレジ袋を削減できないかと考えた」と片山さんは話す。学内にあるコンビニと交渉し、11月下旬からレジの置いてある机に、レジ袋をもらうか、もらわないかが書かれたシートを張ることになった。「レジ袋がいらない場合、『もらわない』と書かれたシートに商品を置く。そうすることで『レジ袋いらないです』という一言が言いにくい人もレジ袋をもらわないメッセージを簡単に店員に伝えられる。また、定員もタイミングよく、レジ袋がいるか、いらないかを知ることができる」と金子さんは意図を話した。
学生の調査によると、同大の昼休み(5日間)にコンビニを利用した588人のうち、レジ袋をもらわなかったのは84人。「お菓子1つだけでもレジ袋をもらう人も」と片山さん。今後、どのくらいレジ袋が減ったかも調査していくという。
また、14日には、環境のことを伝えるワークショップも実施。レジ袋を減らす必要性や可愛くておしゃれなエコ商品などを紹介していた。
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