緑区民生委員児童委員協議会の会長に就任した 松浦 正義さん 十日市場町在住 70歳
「全員で地域を考えたい」
○…幼児から高齢者まで様々な世代の困りごとを把握し、調整役を果たす民生委員児童委員。自身の活動歴は18年に及ぶ。12月からは、200人以上いる区内の会員をまとめあげる立場となった。「新しく会員になった人も多い。1人で悩まず、地域のことをみんなで考えられる体制を作っていきたい」と意気込みを見せる。
○…十日市場生まれ。子どもの頃は、自然に囲まれた環境で育った。「山芋を掘ったり、暗くなるまで友人と外で思いっきり遊んでいたね」と懐かしむ。大学時代には、合気道に熱中。当時の仲間とは、今も関係は続く。卒業後、大手スーパーに就職。北海道や福島県、静岡県など転勤で全国各地を巡りながら、データを駆使した在庫管理に奔走。無駄を省き、会社へ大きな貢献を果たしてきた。
○…父親が倒れたため会社を退職し、不動産業を引き継いだのは50歳の時だ。それ以降、自治会や消防団の活動など幅広く地域に関わってきた。「自然と地域の人は自分のことを受け入れてくれた。段々と仲間が増えていってね。どっぷりと地域に愛着を持つようになったよ」と笑顔を見せる。青少年指導員も20年近く務めている。現在は、クリスマス会の準備に追われているという。「子ども達の思い出になったらうれしいな」
○…趣味はゴルフ。「下手なんだけど、好きなんだよね」。スコアが100を切ることが目標。最近は、地域活動が忙しく、あまりゴルフに行けないのが悩みのひとつだ。仲間から宴会に誘われることも多々あるため、家にいることは少ないという。「寒い冬は、やっぱり、熱燗の日本酒が最高だよね。気の合う仲間と呑むのが本当に楽しみだよ」と顔をほころばせた。
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