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地元に支持される老舗工務店 密に関係性築き、思いを形に 株式会社カワグチ
南長津田団地の向かいにこのほど、2LDKの賃貸住宅12部屋を有する地上2階地下1階の建物が完成した。
この建物を建築したのは、「思いを形にしてくれる」と、地元長津田を中心に多くの支持を集めている老舗工務店(株)カワグチだ。同社は、長年作り上げてきた人脈や地域とのつながりで培った木材調達のネットワークがあるのが強み。豊富に取り扱う木材は自社で製材加工も行っており、無垢材などを使用した戸建て新築工事や”エコリノベーション”などを得意とする。店舗のほか、神社の境内改修も手掛けるなど工事内容は様々だ。同社の川口啓介専務によると、木材を知り尽くし、扱いを熟知した職人が、打ち合わせから完成後のアフターケアまでを担当し、契約や着工前の打ち合わせが長期に渡ることも少なくないのだとか。「依頼主が思い描いているイメージをしっかりヒアリングしなければ、満足してもらうことはできない。お互いの考えを言い合えるくらいの関係性が築けるまで打ち合わせをします」と川口専務は語る。
「細かい部分までケアしてくれた」
今回完成した建物は本体が木造、階段や廊下部分は鉄骨構造、地下1階部分がRC(コンクリート)造。地下1階部分では、他店で10数年修行を重ねた小泉健オーナーが切り盛りする「カフェ&居酒屋せんべい屋」が昨年末オープン。小泉オーナーが同社にオーダーしたのは「温もりのある木を基調とし、ビンテージ風の店内」 。同社は、キッチン部分をオールステンレスで”見せるキッチン”に仕上げたほか、「子ども連れなどのために」と、可動式扉で仕切ることができる個室を提案するなどプロの視点で様々なアドバイスをし、小泉オーナーの願いを見事に形にして見せた。
「細かい部分までケアしてくれてありがたかった。今後も長い付き合いをしたい」と小泉オーナーは話した。
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