個々の健康資産をつくることを目的に霧が丘公園で活動を続けている「霧が丘Ⅹジャイロの会」(飯田正明世話役代表)。同会は今年5月に迎える設立10周年に向け、記念誌「10年のあゆみ」を作成。昨年12月に完成した。
Ⅹジャイロは、アメリカ・ベイラー大学の学生が発明した飛行遊具。手首のスナップを効かせて回転させながら円筒形プラスチックの遊具を前方へ飛ばす。
約1年かけ作成
「結成から10年、会が歩んできた道のりを形に残したい」という思いで始まった記念誌作成。「10周年記念誌編集委員会」を結成し、昨年の2月から約1年をかけて完成した。全82頁に渡って、これまでの活動内容や記録会の成績、会員による寄稿文などが紹介されている。
「霧が丘Ⅹジャイロの会」発足のきっかけとなったのは渡辺壽さん(前世話役代表・現名誉会長)。2010年5月に自身の孫が持っていたⅩジャイロを一緒に投げた時、回転がかかると地表と並行に飛び、距離も長くなることに気が付き「面白いおもちゃだ」と感じたという。渡辺さんは、同会の活動拠点となっている霧が丘公園で毎朝行われているラジオ体操に参加していて、そこで渡辺さんが投げたⅩジャイロに興味を持った6人と共同でアメリカから直接購入。現在も年間を通してほぼ毎日、ラジオ体操の前後に活動を行っている。翌年の12月には厚木基地を会場に「ジャイロ祭り」を開催した。12年の12月には初となる計測会を実施。6投の合計距離と、最長距離を競った。当時の最長記録は男性が59m、女性が33mだった。13年には、吉良サツキさん作詞、ライブ活動をしていた加藤晃裕さん(18年退会)作曲で「ジャイロ讃歌」を作成。同年には合宿旅行なども行ったという。
14年に入ると同会会員のユニフォームを作成。デザインを会員の娘が協力したという。15年にはボランティア活動として近隣の清掃活動を実施。清掃活動は現在も年2回行われている。
飯田世話役代表は「Ⅹジャイロの会が、霧が丘地域を良くする会に発展することを期待するとともに、2030年の20周年に向けて頑張りたい」と語った。また、発足からのメンバー・麻生紘二世話役副代表は「皆さん健康を維持し、様々な活動にも広がっている。今後も交流の輪を広げたい」と話した。
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