三保小学校(安冨江理校長)で1月31日、SDGsに関する授業が実施された。
SDGsとは、「誰一人取り残さない」という理念のもと、貧困や格差をなくし、持続可能な社会を実現するために2030年までに世界が取り組む行動計画のことだ。
同校では、年間を通じて各教科でSDGsに関する授業を実施している。安冨校長は「それぞれの授業を通じて、SDGsの17の目標を理解、実践できる児童を育てていきたい」と話した。
1年2組のクラスで行われていたのは、道徳の授業。叔父から様々な国の写真や、おもちゃを見せられた主人公が、他国の遊びなどに興味を持つという内容の教材を読んだ。
その後、教諭が「他国の国のことを知ると、どのような良いことがあるのか」と問いかけると、児童は、「友達になれる」「自分も楽しくなれる」など意見を出し合っていた。
同授業では、SDGsの16番目の目標「平和と公正をすべての人に」を特に意識している。
授業を担当した高橋都子教諭は「異文化理解を深める入り口になれば良い。今年は、東京オリンピック、パラリンピックもあるので、主体的に児童が外国の文化や人のことを理解できる姿勢を持ってもらえたらうれしい」と述べた。
授業後には、教員間で授業の良い点や改善点などを話し合っていた。
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