笑顔でラーメンをすする児童
十日市場小に通う児童を対象に放課後の生活の場所を提供している『十日市場放課後児童クラブ』（福島和人代表）は３月19日と25日、近隣の飲食店『海陽飯店』で昼食を取った。通常同クラブで児童たちは、家庭から持参した弁当を食べているが、新型コロナウイルスの影響により３月３日から市内の公立小中学校などが臨時休校に。
福島代表は同店の鳥海文雄オーナーと同じ消防団に所属しており顔なじみだったこともあり、各家庭での負担や児童のストレスなどを心配した鳥海オーナーが福島代表に声を掛けた事がきっかけとなった。19日のメニューはナゲットや揚げワンタンのほかサンマーメンなど２種類の麺。提供された料理は同店の好意で格安で提供された。鳥海オーナーは市内の生産者と、飲食店店主らで組織される「Ｔｅａｍ Ｖｅｒｄｅ ＴＨＲＥＥ ＳＴＡＲＳ」で地産地消を推進しており、今回はチームとしての取組みだという。「何をしてあげられるかを考えた結果、子どもたちに喜んでもらえて良かった」と鳥海オーナー。また、福島代表は「ありがたいの一言。地域のつながりがあったからこそ」と、感謝の言葉を口にした。
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