緑図書館長に着任した 齋藤 優子さん 港北区在住 61歳
チーム緑図書館で前へ
○…5月に25周年を迎える緑図書館の旗振り役を担う。横浜市役所に入庁後、様々な場所で勤務してきたが図書館での勤務は初めて。「地域にとって、身近な施設である図書館をどう運営するか。考えると、わくわくします」と胸を躍らせている。目指すのは、地域に愛され、親しまれる図書館だ。現在は、新型コロナウイルスの影響で休館が続く。「落ち着いたら、25周年を記念するイベントなどを実施したい」と再開後の準備に余念がないようだった。
○…子どもの頃から本が大好きだった。幅広く読み漁っていたが、特にのめり込んだのは伝記。「知らなかった偉人の人生を知れる。特に、キュリー夫人の人生には憧れましたね」と微笑んだ。生まれ育った横浜の役に立ちたいと、横浜市役所へ。異動も多く、今回で13カ所目の部署となる。
○…30代の頃は、観光客を横浜へ誘致するための冊子作りなどに奔走。各地を巡り、魅力を発掘していった。「地域の人に取材して、一緒に作っているような感じ。本当に楽しかった」と当時を振り返った。人材育成の部署にいたこともあったせいか、人を大切にすることがモットーだ。相談を受けることも多いが、「前向きに、楽観的に考えること」を伝える。「各所と連携しながら”チーム緑図書館”として、こんな状況だけど、前へ進みたい」と意気込みを見せた。
○…趣味は旅行。「知らない土地に赴くと、なんだか、新鮮な気分になる」とにこり。好きな場所はニューヨークだという。「街がいきいきしていて、いるだけで元気をもらえる」と魅力を語る。負けずに好きな街は、もちろん横浜だ。「帰ってきたら、ほっとしますね」。大好きな街で、地域を巻き込み前へと力強く進んでいく。
|
|
|
|
|
|