横浜緑ロータリークラブ(小泉豊会長)が4月30日、青葉区の松田クリニック(松田州弘院長)にマスクやフェイスシールド等を寄贈した。
同院では新型コロナウイルスの院内感染を防ごうと、院外の駐車場でせきや発熱を訴える患者を診察する発熱外来を4月中旬から開始。防護服の代わりに市販の雨がっぱを使用するなど奮闘する姿がメディアで報道され、それを見た同クラブが支援を申し出た。
今回寄贈したのは、マスク1000枚にフェイスシールド60枚、そして消毒液20リットル。防護服の手配も進めていて用意でき次第届けたいとしている。松田院長にマスクなどを手渡した小泉会長は「地域医療を守ろうと頑張っておられることに本当に感謝したい。今回の寄贈がスタッフ皆さんの感染リスクを下げることに少しでも役立てば」と語った。松田院長は「涙が出るほどありがたい。これまではフェイスシールドも手作りで対応していた。大切に使わせて頂きます」と感謝を述べた。
クリニックの苦悩知って
同院が賞賛の声を集める一方で松田院長は「患者さんを診てあげたいと思うのはどこも同じ。うちはたまたま駐車場が広く車で対応できただけ。それぞれのクリニックが院内感染リスクを避けるために苦渋の選択をしていることをぜひ理解してほしい」とも語った。
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