収穫したトウモロコシを持つ親子
鴨居・東本郷農業専用地区の畑で８日、トウモロコシの収穫体験が行われた。緑区役所区政推進課が地元農家の協力を得て主催した。
当日は、地域住民ら19人が参加。ほとんどがトウモロコシを収穫することが初めてだった。
地元農家の大久保和義さん（67）が参加者にトウモロコシの収穫方法を伝えた後、それぞれが畑に入り、約10本を収穫していた。
親子で参加した加藤慎介さん（41）は「こんなに大きな畑が緑区内にあるとは驚き。食のことを学ぶ良い機会になった」と話した。また、子どもの航君（５）は「意外と簡単に収穫できた。初めて自分でトウモロコシを採れてうれしかった」と笑顔を見せた。
緑区役所区政推進課の山下みや美課長は「子どもから高齢者まで幅広く参加してもらえた。イベントも徐々に再開してきている。今後も楽しんでもらえれば」と述べた。
大久保さんは「採れたての野菜を味わってもらえたらうれしい。消費者の声も聞け、励みになった」と感想を話した。
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