1969年の創業以来、電気設備の設計、施工を行うナトリ電設株式会社(東本郷5の3の1/名取勲代表取締役)。
緑区に限らず、港北区や神奈川区などで行われる祭りでは、一緒に舞台設営をするなど長年手伝いを行っている。「電気工事は、人の家に入る仕事。顧客とのつながりが強い。父の代から頼まれると、自然と手伝ってきたね」と名取社長。根底には、地元が盛り上がらないと、企業が発展しないという思いもある。
だが、「単純に周りの人達が喜ぶ姿が見たいんだよね。好きでやっている。地元貢献は”趣味”みたいなもんだね」とさらりと言い切る。
そのほかにも、高校生のインターンシップ受入れや、近隣の除雪作業の手伝いなど、常に地域のことを考え、動いているようだ。
できる範囲で貢献
印象深いのは、11年に発生した東日本大震災時。区内で停電になっている地域に発電機を持っていき、携帯電話などを「充電したい」という要望に無償で応えた。
「自分たちの仕事では、簡単にできることで、こんなにも喜ばれるんだな、と嬉しかったことは今でも覚えている。できる範囲で、それぞれが地域に貢献できたらよいね」と名取社長は笑顔を見せた。
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