東急電鉄株式会社はこのほど、車両内のセキュリティ向上を目的に同社所属の車両にLED蛍光灯一体型の防犯カメラを導入した。4Gデータ通信機能を備えており、カメラ映像を遠隔で確認できるもの。これまで車内に設置されていた防犯カメラの記録映像は、カメラから記録媒体を抜き取り事務所の専用パソコンで確認するためタイムラグが発生していた。遠隔で確認できることで車両内トラブル発生時に迅速な対応ができるようになるという。
対象車両は182編成1247両(7月25日現在、こどもの国線を除く)で、1両あたり4台設置。社内のプライバシー問題について同社は、防犯カメラ設置車両であることを周知するステッカーを掲出し、記録映像を閲覧できる社員を限定するとしている。
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