第44回全国高等学校総合文化祭「2020こうち総文」が新型コロナウイルスの影響で中止となったことを受け、代わりに開催されている「WEB(ウェブ) SOUBUN(そうぶん) 」。HPの特設サイト(https://www.websoubun.com/)上で全国の高校生の力作を10月31日(土)まで閲覧可能だ。
区内からは、白山高校書道部の戸倉萌さん(3年)、美術部の大串結華さん(2年)、島萌さん(同)、牧野美咲さん(同)の作成した3作品を見ることができる。
書道部の戸倉さんは、唐の時代に将軍であった顔真卿によって書かれた裴将軍詩を臨書した作品を出展した。戸倉さんは「羊毛筆を使用して書いた。柔らかい筆なので、最初は書きにくかった。何度も練習して慣れていった。顧問の先生やマネージャーに支えられて良い作品を書くことができた」と振り返った。
また、美術部からは2作品が出展されている。
大串さんの作った陶芸作品「会いたいな、食べたいな。」は、タコやカツオなどの海にいる様々な魚を表現した。元々、水族館に魚を見に行ったり、魚を食べるのが好きな大串さん。「その気持ちをそのまま作品にしました」と笑顔を見せた。
また、島さんと牧野さんが共同で作った陶芸作品「積想(つむおもい)」。土をずらしながら積み上げ、流れを作ることで動きのある作品に仕上げた。
牧野さんは「2人でチームワークよく作れた」とにこり。島さんは「多くの人のおかげで作品を仕上げられた」と感謝を口にした。
また、同部の竹田一宏顧問は「最後まで諦めずに完成させたのは素晴らしいこと」と生徒の努力を褒めたたえた。
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