神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2020年9月24日 エリアトップへ

塚田順一氏 環境大臣賞を受賞 30年以上の活動に評価

社会

公開:2020年9月24日

  • LINE
  • hatena
岡田区長(左)から手渡された表彰状を手にする塚田氏
岡田区長(左)から手渡された表彰状を手にする塚田氏

 霧が丘連合自治会長を務める塚田順一氏がこのほど、地域環境美化功労者として環境大臣賞を受賞した。塚田氏は「自分たちが住む街の美化は自分たちで守るという意識を一人ひとりが持ってほしい」と語った。

 地域環境美化功労者は、多年にわたり環境美化活動に関して顕著な功績があった個人と団体を環境大臣が表彰するもの。今年は全国で60件(12人、48団体)の受賞。横浜市内で個人表彰は塚田氏のみ。例年6月の環境月間に合わせて行われる表彰だが、同時点では延期となり、その後各自治体での表彰となった。17日、岡田展生緑区長より手渡された。

 環境美化活動を始めたきっかけは、30年以上前に自宅周辺の霧が丘2丁目沿いを走る環状4号の植え込みに多くのゴミを確認したことだった。

 「幹線道路ということもあってか、空き缶やタバコのポイ捨てがひどかった。単位自治会で掃除をしたらリアカー1台が満杯になった」と当時を振り返った。その後は月1回の町内清掃を実施し、地域の公園や歩道などの清掃活動を行った。

 清掃活動のほかに、パンジーやマリーゴールドなどの植樹活動にも専念。環状4号のほか、近隣小中学校や霧が丘公園こどもログハウス前の花壇に植えた。また、プラスチックゴミを減らすことをテーマにした講演会の実施やポイ捨て禁止を促す看板の設置(約50枚)、自治会行事などで使用するビニール袋を廃止し紙袋に変更するなどに取り組んできた。

 塚田氏は「当事者がゴミを捨てないことが一番だが、ゴミに気が付いた人が拾う、そんな世の中にならなければいけないと思う。自分たちの街の美化を守ることを一人ひとりが意識してほしい」と語り、「長年の活動に対して大きな賞を頂けたことはとてもありがたい」と受賞を喜んだ。

緑区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

「地域活動のきっかけに」

緑ふれあいサロン

「地域活動のきっかけに」

次代の担い手を醸成

4月18日

「STGs」を発表

竹山住宅管理組合協議会

「STGs」を発表

できることから実行を

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

餃子作りで就労支援

フラットガーデン

餃子作りで就労支援

イベントで事業所披露

4月4日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

緑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook