田奈中学校吹奏楽部(滝野恵子顧問)が15日(日)に開かれる日本管楽合奏コンテストに出場する。音源審査を通過した全国の小中高校による大会で、同部が出場するのは36人以上の編成の中学校B部門だ。
例年全国大会は文京シビックホール(東京都)で開かれていたが、今年はコロナの影響でホールでの演奏は行わないことに。代わりに各校で演奏動画を撮影し、動画審査を行う。動画配信も行われ、有料チケット(各回1000円)を購入するとパソコンなどで視聴ができ、購入者は今回特別に創設された「観客投票最多賞」に一票を投じることができるという。
全国への出場は昨年に続き2年連続となる同校。曲は、ミュージカル「エリザベート」セレクションを選んだ。滝野顧問は「明るく、ノリの良い曲なので、楽しく演奏できた」と振り返った。
コロナ禍で合奏できず
3月から6月末までは部活動は一切できず。7月以降も、密を避けるため合奏はほぼ行えず、パートごと、金管と打楽器、木管に分かれ練習していた。また、練習時間も限られていたという。
現部長の福田愛美さん(2年)は「練習不足だったが、夏のコンクールもコロナで中止となった分、気持ちを強く持って演奏することができた」と振り返った。
昨年も同コンテストに参加した前部長の斉田優花さん(3年)は「今年のメンバーらしく、迫力ある演奏ができたので、後悔はない。今大会で引退する。全国に行けて本当に嬉しい」と満面の笑顔を見せた。
中学校B部門の全国大会結果は、公益財団法人日本音楽教育文化振興会公式HPで17日の午後4時に発表される。
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