「地域で学び、仲間をつくる」をテーマに掲げ、様々な講義やフィールドワークを行ってきた「みどりひと・まちスクール」。同スクールが最終講を迎え、緑区市民活動支援センターみどりーむで11月14日、修了式や夢プランの発表などが行われた。
同スクールは、地域活動の担い手を育成し、地域とのつながりを築くきっかけを提供しようと、緑区役所、緑区市民活動支援センター「みどりーむ」運営委員会、社会福祉法人横浜市緑区社会福祉協議会が主催している。
緑区在住で法政大学法学部教授の名和田是彦さんが学長を務め、都市デザイナーとして多くのまちづくりプロジェクトを手掛けてきた山路清貴さんがコーディネーターとしてアドバイスなどを行ってきた。
様々な世代が集い、おむすびを作り、食べることで、孤食を無くしたいとの思いから「おむすび食堂」を夢プランとして発表したのは、岩田のりえさん(57)。岩田さんは「最初は漠然としたプランだった。だが、スクールを受けることで、具体化できた。実行していきたい」と意気込みを見せた。
また、電灯を付けたり、壁画を描くなどして、中山駅の北口駅前のイメージアップを図ることを提案した梅原郁雄さん(63)は、「定年後、第二の人生を過ごす上で、自分の住む街をよくしたいと、スクールに通った」と参加理由を語り、「時間はかかるかもしれないが、まずはできることから街をよくしていきたい」と笑顔を見せた。
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