緑区薬剤師会(塩田修司会長)は6日、横浜新緑総合病院で新型コロナウイルス感染症のワクチン集団接種に向けて薬剤の調製方法を学ぶ講習会を実施した。
区内で19日から始まる高齢者を対象とした新型コロナウイルス感染症のワクチン集団接種。今回の接種では、ワクチンの原液に生理食塩水を加え、適量に薄める希釈後、接種用の注射筒に詰める補填作業を協力に応じる薬剤師らが担う。塩田会長は「日頃から注射器を扱っている薬剤師は一部。円滑にワクチン接種が進むよう、講習会の機会を設けた」と話す。
コロナ禍で密を避けるため、同病院の会場で講習を受けた薬剤師は6人のみ。そのほかの約50人の薬剤師は、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」の画面越しに講習を受けた。
調製を行う動画を見ながら、会場にいた薬剤師は練習用の液体を使用して調製の練習を行っていた。同病院に勤務する薬剤師が解説を加えながら、一連の流れを確認。その後は、参加者から質問を受け付けていた。
塩田会長は「円滑なワクチン接種に向けて、一生懸命、協力していきたい」と話した。
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