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緑区版 公開:2021年6月3日 エリアトップへ

英和の森を大学生が案内 親子が自然と触れ合う

コミュニティ文化

公開:2021年6月3日

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池からすくいあげたエビを手に乗せる大学生(左)と親子
池からすくいあげたエビを手に乗せる大学生(左)と親子

 東洋英和女学院大学のキャンパス内の雑木林を散歩しながら自然と触れ合う「英和の森の自然遊び―もりっこ―」の第1回目が5月29日に開催された。横浜市が進める「横浜みどりアップ計画」の一環で、市民が森と関わるきっかけを作ろうと、2012年から市と同大が親子向けに開催している。

 同大の人間科学部保育子ども学科の学生ら約20人が森の案内役となり、動植物の説明や遊び方を親子へ伝えていた。

 キャンパス内に設置されたカブトムシ小屋では、子どもが土の中から懸命に幼虫を探していた。また、竹林に向かって石を投げ、音の違いを楽しむ「竹遊び」をする場面も。参加していた子どもは当たり方や竹の太さによって、音が違うことに驚いた様子だった。

 池では、網を使ってエビなどの生物をすくいあげ、観察していた。

 親子で参加した相馬千代ちゃん(5)は「小さなエビが池の中から出てきてびっくり」と話した。母親の真奈美さんは「大学生が自然のことをたくさん教えてくれた。子どもも多くの発見をしており、楽しそうだった」と笑顔を見せた。

 今回案内役を務めた大学生は、ゼミナールで幼児期における自然体験活動の意味などをテーマに研究している。

 同ゼミナールを担当する山下久美准教授は「学生にとって、子どもと自然の出合わせ方を学ぶ良い機会になったと思う。また、自然に触れ合うことは、子どもの成長に欠かせない重要な体験」と話した。

 卒業後に幼稚園の教諭として働く予定の同大4年生の原美月さん(22)は「子どもの自然に対する興味の大きさを肌で感じた。実際に子どもと触れ合うことで、私も様々な学びを得ることができた」と振り返った。
 

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