緑ほのぼの荘で4日、横浜シニア大学の講座が開講した。
同講座は、豊かな老後の暮らしを目指して(公財)横浜市老人クラブ連合会が主催している。
概ね60歳以上を対象として、健康や歴史など日常に役立つテーマで全8回の講座を7月30日までに行う予定だ。昨年はコロナの影響で中止となったが、今年は参加者を減らし、開催を決めた。抽選で当選した22人が講座を受けている。
講座の初日となった4日は、冒頭で開講式が行われた。緑区老人クラブ連合会の平井充子会長(80)は「第二の学びの場として、少しでも多くの高齢者が社会的なつながりを持ち、自分らしく、生活できるように。また、仲間を作り、知識を広め、健康になり、明るい日々を過ごせるよう、有意義な時間にしてほしい」と参加者へ思いを述べていた。
その後は、緑消防署の署員が「高齢者に多い事故とその予防、防火・防災・減災」をテーマに講演していた。
転倒予防体操を伝えたほか、夏にかけて増える熱中症対策を説明していた。「屋外で人と2m以上の十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクを外すこと」を呼びかけるなど具体的な対策を伝えていた。
講座を受けた松本喜代子さん(93)は「私の元気の秘訣は、シニア大学。講座内容も楽しみだが、なにより、新しい友人ができるのが楽しみ」と笑顔を見せた。
今後は、認知症を予防する「ふまねっと運動」や、区内の鎌倉時代の武士を紹介する講座などを行っていくという。
今年の申込みは既に締め切っているが、来年以降も開催予定だ。問い合わせは、緑区老人クラブ連合会【電話】045・933・1133へ。
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