特別支援教育支援員
謝金、倍額に引き上げ
ニーズ発掘し、人員確保へ
4月18日
コロナ禍の中、主に三保町を中心とした地域の親子が集い、季節ごとのイベントや公園遊びを楽しむサークル「みほどんぐりの会」(矢嶋千広代表)が活動を行っている。母親が主体となり活動している団体は区内でも数少ない。
みほどんぐりの会発足は、主任児童委員、地域ケアプラザ、緑区社会福祉協議会らがメンバーとなり、子育て支援関係者同士の活動状況報告や情報交換を行う「みどり子育て支援連絡会」(事務局=緑区地域子育て支援拠点いっぽ、緑区こども家庭支援課)の中で、「子育て支援の場が少ない地区がある」という話題が上がったのがきっかけだった。
同連絡会によると、1歳までの第1子と保護者同士の情報交換や地域での友達づくりの場として開催されている赤ちゃん教室に参加する母親の中から、「子育て世代が増えているのに、気軽に集える場所がない」「赤ちゃん教室を卒業しても、同じ年頃の子を持つ親同士が集える居場所がほしい」と、子育て施設を求める声があったという。
区内には十日市場駅周辺に地域子育て拠点いっぽが整備されているほか、子育て施設が数カ所ある。一方で、地域によっては拠点や子育て施設までベビーカーを押しながら徒歩で足を運ぶのは困難で、バスや電車を乗り継ぐなどしなければばらないこともある。
そこで同連絡会は、赤ちゃん教室に参加する母親や保健活動推進員に声掛けをし、地区別の連絡会を作り、立ち上げまでの準備を行ったという。2018年4月に活動を開始し4年目となる。
矢嶋代表によると、「運営側と参加者の区別なく、全員が参加者で運営者」とし、親子もボランティアも、みんなができることをできる範囲で運営を行ってきたという。
同会は現在、4歳までの未就園児と保護者を対象に月(原則第4木曜)に1回、三保町周辺の公園や三保自治会館で活動を続けている。参加費は1家族年間500円。主な活動内容はクリスマス会や七夕のほか、ハロウィンや節分などの季節ごとのイベントに加えてママ向け講座や公園遊びなどを企画している。いっぽなどに活動内容を示したチラシを配架するなどしている。
矢嶋代表は「コロナで活動が制限される部分もあるが、継続していきたい」と話した。
|
|
|
|
|
|