詐欺を未然に防いだとして、緑警察署(渡邉晴彦署長)と緑防犯協会(木村赳会長)は12日、セブン―イレブン横浜鴨居5丁目店のパート店員・青木和代さん(36)に連名感謝状を贈呈した。青木さんは、同店舗で今年5月11日にも詐欺を未然に防いでおり、2回目のお手柄となった。
同署によると、70代の男性が自宅でパソコン操作をしていると、ウイルスが侵入したという旨の画面が表示された。表示された連絡先に電話を掛けると、ウイルスの除去料金とその後の保証として、5万円分の電子マネーカードを購入し支払うように指示されたという。男性は、指示に従い、同店を訪れ、電子マネーカードを購入しようとした。その時、青木さんは、男性が高齢だった点と慌てた様子だったことから使用目的などを確認。その後、詐欺の恐れがあるとして、警察に通報するなど適正な措置を講じたことで詐欺を未然に防いだ。
同店では、高額の電子マネーカードを購入する場合、購入者が高齢である場合に限らず、声を掛けるようにしているという。青木さんは「被害に遭わなくて、本当に良かった。お客様とコミュニケーションをとり、声掛けを今後もしていきたい」と笑顔を見せた。
渡邉署長は「店舗一体となって、特殊詐欺を防ごうと、注意を払って頂いていることに感謝したい」と述べた。
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