新治市民の森内の谷戸田に4体のかかしが立ち、収穫前の稲穂を見守っている=写真。
田んぼを管理している「新治谷戸田を守る会」(安田幸治会長)が毎年かかしを設置している。今年は、8月7日に同会の会員約15人でかかしを作成した。その後、14日に4体を田んぼへと設置したという。
同会は、6月初旬に地域の親子らと共に田植えも実施。9月中旬に稲刈りを行う予定だ。安田会長は「かかしに見守られながら、稲穂は順調に生育している」と笑顔を見せた。また、かかしが見守る稲穂の上空にはトンボが飛び交い、秋の訪れを感じさせていた。
安田会長は「昔の谷戸田の原風景を長年守っている。今も残る原風景のなかにかかしは溶け込んでいる。ぜひ、見に来てもらえれば」と話した。
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