長津田を中心に活動するハンドベルサークル「OBA(おば)サウンズ」代表を務める 谷川 真祐子さん 町田市在住 54歳
仲間と一緒に音楽を創る
○…育児をする母親たちが集まり約20年前に発足し、長年にわたり各地でハンドベル演奏を行っている。10月には、長津田で障害者とその家族に向けて演奏を披露する。一緒に歌ったり、曲に合わせて手遊びをするなど、会場にいるすべての人が参加できるように工夫を凝らす。「演奏の機会を頂けるのは、ありがたいこと。みんなに楽しんでほしい」と笑顔を見せる。また、「誰一人欠けても、演奏は完成しない。仲間たちと一つの音楽を創り上げていきたい」と意気込んだ。
○…父は音大教授、母はピアノ講師ということもあり、常に音楽が身近にある環境だった。自由に曲を創り出すことが大好きで「自分の世界観を音楽で表現したい」と作曲家を志し東京学芸大学で学んだ。現在は、音大などで講師を務め、作曲や音楽教育について教えている。一人ひとりに合わせ教え方を変えるなど、後進の育成に力を注ぎ、指導には熱が入る。
○…絵本の読み聞かせを行う読み手の隣で、様々な楽器などを使い音楽や音を入れる。そんな臨場感溢れる”絵本ライブ活動”を地域で行う。「『音が入ったことで、絵本の話が頭の中に鮮明に入ってきた』という子どもからの感想がうれしい」と屈託のない笑顔を見せる。自宅には、自作した音の出る道具や楽器がずらりと並ぶ。「色んな形で、音楽と一生涯、関わっていきたいです」
○…3人の男の子を育て上げた。子育ての様々な悩みを共有してきたのは、OBAサウンズの仲間たち。「練習はしっかりする。でも、楽しく雑談する時間も多い」と話し「仲が良いから、サークルが長年続く」とにこり。練習風景をユーチューブ配信するなど、新しい試みも。今後も大切な仲間とだからできる活動を前に進めていく。
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