昨年新型コロナウイルスの影響で開催中止となった子どものまちづくりイベント「ミニミニミドリ」が6日、7日の2日間、山下地域交流センターで実施され、計200人が参加した。緑区役所区政推進課が主催し、認定NPO法人ミニシティ・プラスが運営サポートとして関わった。
同イベントは、19歳以下の”子どもだけのまち”で大人は口出し禁止。実行委員の子どもたちがまちの仕組みを考える中心メンバーとなり、イベント実施期間中は店舗の責任者としても活躍した。
ミ$でゲーム体験など
子どものまちには、学校や区役所、警察、放送局のほか銀行、ジョブセンターなどが設置されていた。参加者は学校でまち全体の説明を受け、ジョブセンターで仕事を紹介してもらう。仕事をすると、まちで使用できる仮想通貨ミ$(ミドル)を稼ぐことができ、稼いだミ$でゲームの体験などができるほかに、銀行で預け入れや引き出しもできる。まちの中では警察官がマスクをしていない参加者がいないかを巡回する光景も見られ、区長などを選ぶ選挙も行われていた。
参加した子どもたちは、横浜市内の市民の森などを手入れした際に発生した間伐材で作ったクラフト作品を購入するなど、まちの中で思い思いに楽しんでいた。
雑貨屋の店員を務めた実行委員の1人である高橋湊仁くんは「お金のやり繰りの方法がわかった。クジが良く売れている。楽しい」と話した。
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