鴨居地区で8日、新年の恒例行事「正月獅子舞」が行われた。鴨居連合自治会、鴨居郷土芸能保存会主催。
獅子舞は厄災などの悪魔を払い、その一年を良い年とするよう、200年ほど前から同地区で続く伝統行事だ。鴨居連合自治会の木村赳会長によると、約70年前は周辺に120戸ほどの住宅しかなく、獅子舞は全戸を周っていたが、近年では事前に申し込まれた家庭や周辺の企業・店舗を周っているという。
当日は3つの班に分かれ、60ケ所以上を訪問。笛、太鼓、鐘の音と共に獅子舞踊りが披露された。近隣では、笛や太鼓の音に足を止め、獅子舞を写真に収める人の姿もあった。
なお、同保存会は横浜市令和3年度の無形民俗文化財保護団体に認定されている。その他、区内の認定団体は以下の通り(カッコ内は種別)。慈眼寺双盤講(念仏芸)、寺山囃子保存会(祭囃子)、梅田囃子連中(祭囃子)
木村会長は「古くから続いてきた伝統行事を絶やさぬよう、しっかりと次代に継承していきたい。市から認定を受けたのでお披露目を3月に考えている」と語った。
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