緑区はこのほど、第4期緑区地域福祉保健計画「みどりのわ・ささえ愛プラン」を策定した。地域が実施主体の地区別計画と、区・区社会福祉協議会・地域ケアプラザが主体で実施する区域計画を2021年度から25年度の期間で推進する。
地域のさまざまな人や団体がつながり、誰もが安心して自分らしく健やかに暮らせる地域社会を目指すための同計画。区の計画では「誰もが安心して暮らし続けられる緑区をめざして」を基本理念とし、全体目標(目指す姿)に「一人ひとりが主役・共に支えあう つながりのあるまちづくり」を掲げている。
地区別と区域で連携
計画は「地区別計画」と「区域計画」とに分かれ、互いに連携や情報共有する。地区別計画は各地区(11地区)で「目指したいまちのすがた」を挙げ、区・区社協・地域ケアプラザと協働して推進する計画。地域が実施主体となる。一方、区域計画は、区・区社協・地域ケアプラザが実施主体。地区別計画を支える取組(重点項目A)と、区域全体での取組(重点項目B)が定められている。重点項目Aでは「地域活動の担い手・人材の確保及び育成」「地域の活動及び交流の機会・場づくり」「地域活動の情報伝達の工夫」「地域における見守り体制の充実」などが挙げられている。重点項目Bでは「データを活用した施策推進」「身近な地域で支援が届く仕組みづくり」などが記載されている。
区の担当者によると、計画推進の視点は3つ。【1】地域福祉保健を推進するために必要な意識の醸成・推進体制づくり【2】支援が必要な人を発見・支えるとともに、困った時には自ら発信することができる仕組みづくり【3】企業・社会福祉法人・NPO法人等、多様な主体との連携・協働による地域福祉保健の推進――。
計画内容をまとめた冊子は緑区役所・各地域ケアプラザで手にすることができるほか、区HPで公開もしている。
区福祉保健課事業企画担当【電話】045・930・2304。
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