山下地域交流センターで4月30日、山下小学校の創立130周年記念事業として2002年度に埋められたタイムカプセルの中身が当時の児童に返却された。タイムカプセルの開封は皆で集まることを予定していたが、コロナ禍で集まることは困難と教職員らが判断して断念。教職員らで事前に開封して中身を紹介する動画を撮影し、ユーチューブ上で限定公開していた。
返却日当日は、当時の1年生から6年生を学年別で時間を分け密を避けた。当時の校長・齋藤新さんをはじめ、6年生の担任だった本間明さんや元職員が待つ同センターを訪れた当時の生徒は20年後の自分に向けて書いたメッセージや写真などを見つけ、旧友との再会を果たし、20年前の話に花を咲かせていた。
当時2年生だった安藤楓さん(青葉区在住)は「覚えていないけど、私ナースになりたかったんだ」と話し、伊藤大智さん(神奈川区在住)は「懐かしい。みんな当時の面影がある」と笑顔を見せていた。本間さんは「このような機会を作れたことが嬉しい。みんなの顔を見ると当時の姿が頭の中に浮かんでくる」と懐かしんでいた。
また、未返却のタイムカプセルの中身は一定期間保管されるという。
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