横浜市内の各区を山中竹春市長が訪れ、地域で活躍している団体らと対談する座談会「市長と語ろう!」が5月31日、NPO法人グリーンママ(松浦千恵理事長)の運営する緑区地域子育て支援拠点いっぽで行われた。
同座談会は、市内の団体と意見交換をすることで、今後の市政運営の参考にすることを目的としている。当日は、山中市長が市政の「一丁目一番地」とする「子育て」をテーマに、コロナ禍における子育て支援について情報交換を行った。
山中市長は「私自身、子育て世代。横浜を良くしたいという思いの中で、子育てに関しては特に強い思いがある。コロナ禍でも様々な知恵と工夫で活動を継続し、子どもたちの健やかな育ちを支えている皆さんの意見を聞きたい」とあいさつ。
松浦理事長は、2005年にNPO法人を設立し、現在「みどりっこ親子の居場所はなまる」「緑区地域子育て支援拠点いっぽ」の運営や、子育て情報発信などの事業を行っていることを説明。その上で、「コロナ禍でも子育て世代の利用者とつながる手段はないか」とインスタグラムを始めたことなどを紹介。続けて、「出産後の施設利用者は多いが、妊娠期から施設やサービスを知ってもらうことで孤独な出産を防ぐことができる。誰かに相談できる環境をつくっていくことで、より良いサービス提供につながるのではないか」と提言した。
そうした話を受け、山中市長は「こうした機会を設けさせて頂き、『知ってもらう』という重要性を学ばせて頂いた。施設やサービスと利用者をマッチングさせることは行政の役割だと思うので、対策を考えたいと思う」と述べた。
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