緑区保健活動推進員会の会長を務める 原田 ますみさん 長津田在住 69歳
会話でつなぐ地域の健康
○…「大変だと思ったことは一度も無いです。みんなと楽しく活動してますよ」。地域住民の健康づくりを推進するため、緑区で活動を行っている緑区保健活動推進員会の会長を務めている。地域のことをもっと知りたいとの思いで入会して20年。地域住民と交流しながら健康づくりに取り組んできた。会長になった現在も持ち前の行動力で会を引っ張る。「地域の方々が健康づくりに興味を持つきっかけをこれからも作っていきたい」と意気込む。
○…今では保健活動推進員のほかにも、ヘルスメイトや地域ケアプラザのサロンでの活動も行っているが、幼少期はおとなしく、あまり活発ではなかったという。転機となったのは会社員時代。労働組合の婦人部長を任された際に積極的に人と関わる大切さを学んだ。「この経験があったから活発になれたのかな」と振り返る。
○…現在は様々な講習会に赴き、知識を蓄えている。「家にいる時間の方が少ないのよね」と顔を綻ばせる。また、「会の活動の中で、運動することの大切さを学んだ」と話すように、毎朝ウォーキングをすることが20年前からの日課だ。現在は恩田川沿いを1時間、鴨の親子が歩く姿を眺めたり、カワセミの撮影を楽しみながら歩いている。
○…生活の中で1番大切にしていることは会話をすること。近所の知り合いにはこまめに話しかけ、近況や世間話をしている。「見守りや認知症予防にもなるからね」と話す。保健活動推進員として、地域の小学校や祭りに出向いた際にも参加者との会話を大切にしているという。「地域の方々はもっと交流する場が欲しいと思っている。コロナが終わったらもっとお話ししたい」と思いを語った。
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2022年6月16日号