北八朔町の主婦・小島真由美さんがこのほど、自宅敷地内に防音スタジオやプロ仕様キッチンなどの設備を備えた多目的スペースを開設した。一般への貸出しを行いながら、地域交流イベントなどを定期開催する文化発信拠点にしたいとしている。
80人収容ステージも
「みどりスタジオ」と名付けられた同スペースは、西八朔町にある建設会社兼民家の敷地内に設けられた。小島さんの義父・正雄さんが趣味のスペースとして仲間内で使用していたカラオケスタジオなどをもとに整備され、先月オープン。約80人収容のステージフロアをはじめ、12畳の多目的スペース、プロ仕様のガス台などを完備したキッチンなど3部屋を一般に貸し出している。小島さんは「元気をなくしている人が多い現代、地域の人々が笑顔になれる場所を作りたかった」とオープンに至った思いを話す。
緑区内で活動拠点を求める団体やサークルは多いといい、公共施設などの抽選などにもれた人たちの受け皿になるとともに、「地域の人達に元気を発信できるようなイベントや企画を定期的に開催し、多くの人が訪れる交流拠点となれば」と小島さんは話す。
7月2日(日)には車いす卓球選手として2020年東京パラリンピック出場を目指す茶田ゆきみさんの応援イベント(=中面に関連記事あり)を企画するなど、「思いを繋ぐ」をテーマに、音楽や落語など様々なイベント企画を打ち出す方針だという。(問)【携帯電話】090・1107・6408。
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