東洋英和女学院大学のキャンパス内の森を散歩しながら自然と触れ合う「英和の森の自然遊び―もりっこ―」の第1回目が6月9日に開催された。横浜市が進める「横浜みどりアップ計画」の一環で、市と同大が親子向けに開催している。
当日は、36人の子どもが保護者と一緒に参加。同大の人間科学部保育子ども学科の学生らが森の案内人となり、植物の説明や遊び方を親子へ伝えていた。また特設ブースでは、ヨモギや三つ葉を天ぷらや団子にして、参加者にふるまった。
植物が好きだという隈本竜乃介君(4)は「図鑑に載っている植物がたくさん見られた。遊び方も教えてもらえた。また、来たい」と満足した様子だった。父の史昭さんも「なかなか植物の名前や遊び方を自分では教えられない。大学生がしっかりと森を案内してくれた。子どももすっかり打ち解けた様子だった」と振り返った。
学生らは、授業の一環として、4月頃から準備を進めてきたという。2年生の岩崎春佳さんは「事前にどのように伝えるか準備してきた。最初は私自身も緊張したが、喜んでもらえてうれしい」と話した。
同大の山下久美准教授は「子どもに自然体験を伝える授業はとても貴重。学生も子どもたちと実際に接することで大きな学びになったと思う」と振り返った。
緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|