霧が丘高校で15日、霧が丘六丁目地区の「まちづくりプラン実現に向けたトークセッション」が開催された=写真。主催は霧が丘六丁目まちづくり推進会。
同地区では、2016年に住民主体でまちづくりプランを策定。まちづくりの目標として「周辺地域とのつながりを大切にしながら、安全の確保と利便性の向上による住宅地の再生を行い、多世代が快適に暮らせるまちをつくる」ことを掲げている。具体的には、歩行者空間の整備、住民の交流やその拠点づくり、交通アクセスの充実と利便性の向上などを進めていきたいとしている。
当日は、同プランを応援する立場として、緑区役所総務部区政推進課の高西悠子まちづくり調整担当係長、横浜市都市整備局谷田広紀地域まちづくり部地域まちづくり課担当係長も参加。高西さんは「地域それぞれ課題は異なる。また、同じ課題でも解決のアプローチは違う。住民主体で話し合いを進めていくことが大切」と話し、谷田さんは、「最近では、空き家や住民の自宅の一部を活用して、住民が集まることのできる場を作る取り組みなども増えてきている」と具体例を説明していた。
また、地域に関わる立場として、霧が丘高校の石倉隆之校長、東京工業大学の那須聖准教授も話し合いに加わっていた。石倉校長は、「学校が地域振興の中核的な役割を担えたら。生徒も地域社会に深く関わることで、大きな学びになる」と話した。参加した地域住民からも課題や理想像に関する多数の意見が出て、トークセッションは盛り上がりを見せていた。
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