緑公会堂で16日、緑区制50周年記念事業「大都市制度フォーラム in緑区」が開催された。
同フォーラムの第一部では、林文子横浜市長が「魅力と活力あふれる都市の実現に向けて」と題した基調講演を実施した。
林市長は、冒頭で横浜市から東京23区への転出の加速化や少子高齢化などの横浜市が抱える課題を説明していた。また、今後20年間で老朽化による公共施設などの保全費用が約2兆5000億円必要となることなどを指摘していた。
そのような状況で、林市長は、政令指定都市制度に代わる新たな大都市制度「特別自治市」が課題を解決すると主張していた。特別自治市とは、県が横浜市域で実施している事務と基礎自治体として横浜市が担っている事務を統合し、より効率的な行政や、積極的な政策展開をできるようにするものだ。講演の最後には、子育て支援や女性活躍支援などの横浜市の今後の展望を述べていた。
第二部では、林市長の基調講演を踏まえ、「横浜市が目指す大都市制度『特別自治市』とは?」をテーマに座談会が行われた。モデルでタレントのはなさん、渡辺巧教横浜市副市長、小野崎信之緑区長が登壇。コーディネーターは、アナウンサーの渡辺真理さんが務めていた。座談会では、具体的な特別自治市のポイントの解説や、実現に向けた今後の取り組みが話し合われていた。
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