新田中学 命の大切さ学ぶ 薬物乱用防止教室など開催
新田中学校(高橋和則校長)の3年生が先月末、「いのちの大切さや健康について考えよう」と題した特別授業を受けた。
当日は、県薬物乱用防止指導員協議会港北支部長の横溝英夫さんが講師となり、薬物使用による深刻な心身への悪影響や中毒症状の恐怖など、様々な弊害をスライド映像を使いながら解説した。「軽い気持ちで『一度だけなら大丈夫』というのが、薬物依存のはじまり。かけがえのない自分の人生をこれからも大事にしてほしい」と熱意を持って語りかけていた。
生徒はこのほか、港北福祉保健センターの保健師が中学生の体と心の変化を語る「思春期講座」、妊婦の体の負担を知る「妊婦体験」、地域の親子ボランティアが協力した「赤ちゃんとのふれあい」を体験した。
高橋校長は「卒業を迎える3年生に命の大切さを伝えようと企画した。こうした様々な体験をすることで自分で考え、行動できる大人になれるよう期待している」とエールを送った。
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