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港北区版 公開:2011年3月17日 エリアトップへ

第65回市町村対抗「かながわ駅伝」競走大会で4区区間賞を獲得した 松本 菜穂さん 市内在住 14歳

公開:2011年3月17日

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秘めた強さで駆け抜ける

 ○…市町村別に30チームが参加したかながわ駅伝。女子選手が走る区間とされる第4区を任された。高校生や大学生、大人を抑えて区間賞を獲得、チームの優勝に貢献した。「速い人とのレースは挑戦のしがいがある」。年上相手でも気後れはない。一人では勝てないところが駅伝の魅力と語り、「できるだけほかのチームと差を広げようと思って走った。区間賞も優勝も両方嬉しい」とあどけない笑顔で振り返る。

 ○…小学校低学年から地域のマラソン大会に参加。「練習して早くなっていくことが楽しくて」と4年生から本格的に陸上を始めた。中学1年時に1500mで全国大会へ出場し、男子部員も顔負けの走りを見せる。「自分の力を出し切っていかないとタイムが伸びない」。黙々と練習に励む姿勢に”芯の強い選手”と、コーチは言う。「気分が乗らないときも、いつものことだと思って普通に走ります」と笑う姿には、内なる闘志を秘める。

 ○…印象に残るレースがある。昨春の県大会決勝レース。前を行く相手のペースに終始合わせ、自分の力を発揮できずに、負けてしまった。「付いていくだけでは成長しない。自分がレースを作らないと」。これが奮起になった。昨夏の全国大会では初の決勝レースで自己新記録の快走。それでも「優勝したのは同じ学年の選手。自分は先頭集団に参加できず悔しかった」と満足はない。悔しさをバネにできる強さが魅力の選手だ。

 ○…水泳やサッカーも得意なスポーツ万能少女。最近好きな歌手『いきものがかり』を聞きながら、「家でのんびり過ごす」ことが気分転換に。同じく陸上選手の妹が4月から入学してくる。『お姉ちゃんの記録は抜きたい』とライバル宣言をされ、練習のいい刺激になりそうだ。現在の目標は自己新記録の10秒更新。女子の日本中学記録を上回る。「将来の夢はオリンピック出場」。夢への通過点を駆け抜ける。
 

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