港北区 多様なサービスの案内役 保育コンシェルジュを配置
認可保育所へ入所できずにいる家庭に、認可外を含めた他の入所先や一時預かりサービスなど、個々のニーズにあった保育情報を提供する専門職「保育コンシェルジュ」が、先月から横浜市全区に1人ずつ配置された。港北区役所では、白井祐子さん(43)が勤務をスタートしている。
現状として、横浜保育室などの認可外保育所に対する「保育料が高そう」「信頼性は…」などの間違った偏見や、一時預かりなどの多様な保育サービスを活用できていない家庭も少なくない。市では、そういった保護者に対して的確な情報を提供し、待機児童数の減少を図りたい考えだ。
「寄り添った相談を」
白井さんは、以前から同区役所のこども家庭支援課などでアルバイトとして勤務してきた。今回のコンシェルジュ募集をきっかけに「保護者にもっと寄り添った相談をやりたい」と思い、応募。採用側の「担当課での勤務経験もあり、保育サービスに関する知識も豊富。状況が異なる保護者の思いを汲み取り、道筋を指し示すことができそう」という理由から選ばれた。
現在は、研修を行いながら、相談者の対応をする毎日。区内の認可外保育所に実際に足を運び、情報収集を行っている。「港北区は毎年、出生数や転入者数が多い。様々な保育ニーズに合わせたメニューを増やしていきたい」と区は話す。
港北区の待機児童数は、4月1日現在で101人(前年比で64人減)。昨年度で新規保育所を3か所設置、246人の定員枠を拡大したが、依然として市内で2番目の待機児童数を有している。
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