師岡地区連合町内会&トレッサ横浜 災害時に相互協力 市内初の応援協定
師岡地区連合町内会(中山彪(あきら)会長)とトレッサ横浜(栗原郁男プレジデント)が先月末、「災害時応援協定」を結んだ。地震などによる緊急的な災害時に、相互で人員や施設、技術提供の協力を行うことにより、地域での被害軽減を目的としている。連合町内会と民間商業施設の応援協定締結は市内初。
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今回の締結は、トレッサが地域貢献活動の一環として、災害時に協力できるこことがないか模索するなか、港北消防署(久保田真人署長)が同町内会と”橋渡し”をする形で実現した。
協定内容は、▼同町内会地域で災害が発生し、町内会長から要請があった場合トレッサ横浜は、一時的な避難場所の提供と避難者の介護活動を可能な範囲で行う▼トレッサ横浜地域で災害が発生し、プレジデントから要請があった場合同町内会は、避難誘導などの活動を可能な範囲で行う▼災害発生時には、両者が連絡を取り合い、互いに応援協力ができる内容について話し合いを行う▼防災訓練を年に1度は合同で実施し、協力体制の内容確認をする――としている。
先月末にはトレッサ横浜で締結式が行われた。
町内会では「お互いにより効果的な支援ができるような体制を作り上げていきたい」とし、トレッサは「水、トイレの確保、一時避難場所などの協力ができるのではないか。今後も地域貢献を続けていきたい」と話していた。
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