港北区版 掲載号:2011年10月20日号
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半生を振り返ったエッセー、『一度しかない人生だから』を出版した ヒロコ・ムトーさん 高田東在住 66歳

「人生はいつでも変えられる」

 ○…「自分自身の生きる道を探している人に読んでもらいたい─」。先月、『一度しかない人生だから』(海竜社)を出版した。尊敬する母親から教わった60代からの”生き方のヒント”を語りながら、家族や友人とともに歩んだ半生を振り返った内容だ。「(執筆してみて)自分の心が整理されました。”きょうが始まり”という気持ちに改めてなれる、いいきっかけになりました」

 ○…大学卒業後、マスコミ業界に身を投じた。作詞家、ミュージカル作家などの経験を積み重ねながら、子どもたちのいじめをなくすために、朗読講演などをして学校を回る活動を始めた。60歳の頃からはさらに活動に専念。訪れた学校数は、国内外合わせて50校に及ぶ。こうした活動が評価され、昨年3月神奈川県ボランタリー活動奨励賞を受賞。活動を紹介した新聞記事が出版社の目に止まり、「迷っている人に生きるヒントを与えてほしい」と勧められ、今回のエッセイ出版につながった。

 ○…今は亡き、母親から大きな影響を受けた。88歳の頃、目が不自由にもかかわらず紙人形づくりをはじめ、フランスなどで展示会を開催するほどのバイタリティーの持ち主だった。「私にもできることはないか」。そんな思いのなか、自身の娘2人が子どもの頃いじめを受けたことをきっかけとした朗読活動が本格的にスタートする。「少しでも誰かの役に立つことができました」

 ○…出版後、読者から「元気が出た。こういう60代を迎えたい」との手紙が多数寄せられた。「人生はいつでも方向転換できる。まずやってみることです」とエールを送る。友人から頼まれたロンドンでの講演にも今後挑戦したいという。「一日一日悔いがないよう、思う存分やりぬきます」。柔らかな笑顔のなかに、秘めた意思の強さをにじませた。
 

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