新吉田・正藤流 経産大臣賞に輝く 民謡民舞全国大会で３連覇
“幕末期の横浜”を表現した
民舞の日本一を決める「民謡民舞全国大会」が先月、東京の両国国技館で行われ、新吉田町の創作舞踊団「正藤流」（家元・正藤勘扇）が、経済産業大臣賞３連覇を掴んだ。内閣総理大臣賞優秀賞にも選ばれた。
同流が今回、大会のために選んだ曲目は「野毛山節」。横浜の代表として、街の伝統を伝えたいとの思いから選曲した。幕末期の野毛山から、関内の外国人などの姿を眺めた歌詞の歴史的背景を調べ、”横浜”を表現できる衣装や踊りを、自分たちで作り上げ、大会に臨んだ。
家元の正藤さんは「１００円ショップのものなどを活用して衣装を作りました。そのほかにも、地元のたくさんの方々の協力で栄冠を掴むことができました。とても感謝しています」と笑顔をみせる。
チームを率いた正藤竜之助さんは「小・中学生のメンバーが、がんばってくれました。今回の経験を来年につなげてもらいたい」と話していた。
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