県政報告 85 年末・年始を安全に 県議会議員民主党・かながわクラブはかりや珠江（たまえ）
クリスマスのイルミネーションが街を彩る季節となりました。
年末は気ぜわしさから注意力が散漫になりやすく、ほんのちょっとの気のゆるみや、確認不足により、事件・事故に巻き込まれることの多いシーズンです。
一年のしめくくりを安全に過ごしましょう。
＊どんな犯罪が多いの？
港北区は、警察署と地域の皆さんが協力して、日常的に防犯や見守り活動を行い、犯罪・交通事故の発生を防ぐ努力を続けています。その甲斐あって、区内の犯罪発生件数は前年度に比べて大きく減少しています。
しかし、10月末現在の区内の犯罪状況をみると、ひったくりや自転車盗などの身近な犯罪が70％を超える状況にあります。また、区内で振り込め詐欺の被害も出ており、引き続き注意が必要です。
＊被害に遭わないために
県警の調査によると、ひったくりに遭った人の85％以上が女性で、年齢は60代以上が約35％、次いで20代が約18％となっています。被害時にバックを車道側に持っていた人は半数を占め、自転車の前かごに入れていた人が40％弱とのことです。被害者の意識調査では99％の人が「自分が被害に遭うとは思っていなかった」とし、自主防犯対策をしていなかったことが分かっています。是非とも自分自身でできる防犯対策に取組みましょう。
＊バッグは車道と反対側（建物側）に持つ。
＊自転車のかごには必ず防犯ネットをつける。
＊後ろから来るバイクなどに注意して振り返る
＊歩きながらの携帯メールやヘッドホンはやめる。
＊明るく人通りの多い道を選ぶ。
また、自転車・オートバイ盗も増加しており、綱島・日吉地区で多発しています。チェーン錠で二重ロックをするなど自衛策を取りましょう。少しの時間だからと油断しないことです。
＊ルールを守る＝命を守る
細い路地などからスピードを出した自転車が急に飛び出し、ひやりとさせられることがあります。高齢者の交通事故の60％超、子どもの場合も約40％が自転車事故です。交通事故の発生原因の第１位は「安全不確認」。人も車も自転車も、ルールを守ることが、事故を防ぎ、命を守ります。「急がば回れ」を心がけて、年末・年始を安全に過ごしましょう。
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