区内私立中進学率 過去5年で最低値 経済不況が原因か
横浜市教育委員会が先ごろ、「2011年度市立小学校等卒業予定者の進路状況調査」の結果を発表した。これによると、私立中学校進学(予定)率は市全体で0・2ポイント低下、港北区でも1・4ポイントマイナス(いずれも前年比)という結果になった。
区内卒業(予定)生の私立中進学率は、前年度24・5%に比べて1・4ポイント減の23・1%。市内でも3番目に多い割合だが、過去5年間の推移=表参照=を見ても、最低の数字となっている。一方、公立中は76・0%で前年度から1・8ポイント増加。こちらも過去5年間の推移で見ると最も高い数字となっている。
区内で中学受験を対象に指導を行う学習塾代表は、「基本的には不況の影響だと考えられる。今は、私立でも偏差値がそこそこであれば、公立を選ぶ人も少なくない」と話す。
市全体で公立志向へ
横浜市全体では、市立小学校卒業者数は3万2424人。その内、公立中への進学予定者は82・4%となっており、前年から0・2ポイント増加。私立中への進学率が前年比0・2ポイント減という状況から見ても、若干ながら公立志向にあることがうかがえる。
公立志向の傾向について市教育委員会担当者は、「経済状況や昨年の震災の影響で、場所が遠い私立より自宅近くの公立中に通わせたいという話も聞いている」と話している。
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