神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2012年4月12日 エリアトップへ

港北消防署長に就任した 坂本 浩さん 泉区在住 51歳

公開:2012年4月12日

  • LINE
  • hatena

経験生かす現場主義者

 ○…「市内で最多人口を誇り、新横浜などのターミナル駅や大型施設も多い区の消防署長に任命され、光栄です。責任の重さを感じつつ、区民の安全を第一に考えていきたいと思います」と真っすぐな視線で話す。消防局総務課長からの着任。これまで警防課で消防隊の消火戦術を考えたり、神奈川県警本部生活安全対策室に出向し、振り込め詐欺対策や都市環境整備にあたったりと幅広い経験をもつ。「消防士拝命30年になる経験を十分に生かしていきながら精一杯がんばりたい」と語る。

 ○…「災害で困っている人を助けたい」―。そう思い、消防士を志し始めたのは中学生の頃から。テレビや新聞記事などを見て、影響を受けたという。消防学校を卒業後、希望した救助隊員として人命救助の最前線で奮闘。その後、1989年から6年間綱島救助隊の隊長を務めた。火災現場で救助を待つ人を保護する達成感と同時に、任務の厳しさも味わった。「この貴重な経験があるので、港北区への思い入れは非常に強いんです」

 ○…体を動かすことが好き。土日はジムに通い、トレーニングに励む。「気持ちはまだまだ第一線です」と頼もしい。「災害に強いまちづくりのために、地域・人の防災力の向上を図りたい。地域や事業所がそれぞれの特性に合った避難訓練を自主的に行ってほしいと思っています」と熱を込める。

 ○…署長職は初めてとなる。「総務課などと比べ、区民の方々とより近い距離で仕事ができると思うと、やりがいを感じます」と話す。「例えば、救急車を呼んでいる人は藁(わら)にもすがる思いで電話をかけてきている。大多数の中の1件ではない」と区民の立場に立って考え、行動していく方針だ。住宅が多く、火災が発生すると大規模に広がるおそれをもつ区の特徴を踏まえ、区民を守る体制を整えていく。

<PR>

港北区版の人物風土記最新6

内田 大恵さん

横浜市港北区仏教会の会長として活動する

内田 大恵さん

日吉本町在住 56歳

4月18日

小谷田 作夫さん

八杉神社郷土史研究会の代表として八杉神社の歴史を紐解く

小谷田 作夫さん

大豆戸町在住 77歳

4月11日

池本 三郎さん

樹木医として、4月14日に県立青少年センターで行われる講演会に登壇する

池本 三郎さん

箕輪町在住 85歳

4月4日

RINAさん

歓成院観音会館で4月13日に「声明」とコラボしたジャズコンサートをひらく

RINAさん

埼玉県所沢市在住

3月28日

玉川 真さん

第3回港北消防フォトイベント「BAE1グランプリ」で最優秀賞を受賞した

玉川 真さん

仲手原在住 57歳

3月21日

小野 明男さん

3月24日開館、港北区民文化センター(ミズキーホール)の館長を務める

小野 明男さん

川崎市宮前区在住 67歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook