大倉山記念館 創建80年の歴史 紹介 写真展などに1千人以上
今月9日に創建80周年を迎えた横浜市大倉山記念館で先ごろ、同館の歴史を振り返る「オープンヘリテイジ」と「ヘリテイジビュー」をメインとする記念イベントが開かれた。
オープンヘリテイジでは、同館建設中の様子や、大倉山の当時の街並み、地元住民の思い出の写真など、パネル写真や映像を中心にギャラリーに展示。写真は、大倉精神文化研究所が所蔵しているものや、地元住民などから提供されたものが飾られた。「当時の梅林は枝も伸びて雑草も広がり、整備されていなかった」「昔は本館前の広場にソテツが植わっていた」など、”今はなき”風景の数々に、来館者も興味津々。同館によると、提供された白黒の小さい紙焼き写真をパネル用に拡大印刷した際、これまで見えなかった畑や電車の車両などを発見する機会にもなったという。
iPadも使用
一方、ヘリテイジビューでは、同館と東京都市大学の研究室が協働し、敷地内や館内を実際に歩きながら、iPadなどを使ってその場所の昔の風景を再現するという、公共施設では全国的にもあまり例を見ない試みを実施。同大の学生が港北ボランティアガイドのツアーに同行し、iPadを操作しながら「この場所には富嶽荘という寮があった」と、当時の画像や映像を披露した。ツアーの参加者は画面を覗き込み、「へぇー」「すごいね」などの声をあげていた。
期間中は約1200人が来場。昔を懐かしむ人の姿が多く見られた。
同館は「地域の人達の協力なしに成し得なかった企画展。素晴らしい展示ができ感謝しています」と話している。
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