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港北区版 公開:2012年5月24日 エリアトップへ

神奈川県看護賞を受賞した 秋山 みつえさん 菊名在住 62歳

公開:2012年5月24日

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「何事も楽しむ」で看護に貢献

 ○…県内で看護師等として、多年に渡りその業務に励み顕著な功績をあげた人に贈られる「県看護賞」。今年の受賞者10人のうちの1人に選ばれた。「こうして評価してもらえる実績を積んでくることができた、”きっかけ”をくれた方々に感謝したい。私には看護師の仕事しかないから」。現在は、横須賀市内にある衣笠病院で看護部長を務め、忙しい日々を送る。

 ○…これまで横浜市立港湾病院、横浜労災病院、茅ヶ崎市立病院などで勤務。その中で、安全で効率的な外来看護や病床運営、魅力ある職場づくりなど、運営の『仕組み』づくりで功績をあげたことが今回評価された。「例えば、各診療科の看護師をそれぞれ集めたチームを設けて、救急など外来の患者さんに対して柔軟に対応できるようにしました。その結果、看護師の勤務時間を効率化することができ、働きやすい職場づくりにつながりました」。より良い医療体制の確立のため、地道に改善を進めてきた。

 ○…生まれは静岡県。看護師としての今の自分がいるのは、父のおかげだと語る。「昔から父っ子で。役場で福祉の仕事に関わっていた父の姿を見ていて、『人の役に立てるような仕事がしたい』と思うようになった」。看護学校を卒業して40年、延べ7院に在籍してきたが、その間の異動はすべて「他からお声がかかって」のことだった。「根底にあるのは、何かやりたいことがあればやる、人から『どう?』と勧められれば断らない、そして引き受けたからには楽しむ。そうすると、自然と良いことしか寄ってこなくなる」と笑う。

 ○…患者目線を大切にしながら、医師や看護師、患者との間をうまく取り持つ柔軟性も持つ。「時には患者さんに『一緒に先生を育ててあげましょう』と持ちかけたりして」と、潤滑油としての役割にも力を注ぐ。6月からは副院長に就任。「また面白いことが待っていそうで楽しみ」。新たな挑戦に期待が膨らんでいる。
 

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