県政報告 91 健康を守る取組みに力を 県議会議員民主党・かながわクラブはかりや珠江
県議会は、第2回定例会が始まり、24年度の議会の役職などが決定しました。
私は、保健・福祉・医療などを審議する「厚生常任委員会」の委員、神奈川県広域水道企業団議員となりました。
*いのち輝く神奈川
黒岩知事は「いのち輝くマグネット神奈川」を基本理念に県政運営に取組んでいます。中でも健康・福祉は、「いのちが輝き、誰もが元気で長生きできる神奈川」を将来像に据え、「医療のグランドデザイン」を策定するとしています。
神奈川では全国を上回るスピードで高齢化が進み、がんや生活習慣病等にかかる人も増え続けています。年齢を重ねても支障なく生活できるよう「病気にならない取組み」の推進、医療・介護体制をさらに整備することが課題。子どもを産み育てやすい環境を作る上でも、周産期医療や小児医療の充実が求められます。
県内には4つの医科大学や、大規模な病院もあり、病床当たりの医療従事者は全国平均を上回る水準にありますが、今後の高齢者の増加に対応するためには、さらに増員が必要です。また県内でも地域や診療科によって、医療機関や医師の偏りが出ています。質の高い医療を受けられる環境を整えることが、県民の安心感につながります。医師・看護師等の医療人材の養成は大きな課題の一つです。
*健康への意識を高める
県民の皆さん自身が健康状態を把握し、積極的に健康づくりに取組んで頂くよう働きかけることも大切。県の調査で「かかりつけ医」があると答えた人は、50%に達しない状況で、特に20代から40代は30%台と低い傾向です。自分の健康を過信せずに検診を受け、早めの対応をすることが何より。自分の健康を守ることは、家族への愛情。「食」や「運動」も含め、意識を高める教育も大切です。
*脱法ハーブの危険
さきごろ「脱法ハーブ」を使用したのちに事故を起こすなどの事件が報道されました。「脱法ハーブ」「合法ハーブ」などと表現は違っても、現時点で有害な薬物として指定されていないという意味であって、大麻や覚せい剤等に似通った成分が含まれ、幻覚を生じるものなどもあるといいます。違法薬物は依存性が高く、一度の使用でやめられなくなる恐ろしいもので、心も体も生活もボロボロにしてしまいます。県は薬物乱用防止に力を注いできましたが、大麻や覚せい剤等の取り締まりの強化をかいくぐるように、昨今「お香」「ハーブ」として販売されている例も増えているようです。おしゃれなパッケージに入っているものもあるといい、罪悪感なく手に取ってしまう可能性も否定できません。今後脱法ハーブ等への取組みも強化していきます。
今回は厚生常任委員会に関わる課題を取り上げました。意見などお寄せ下さい。
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