県政報告 94 防災・文化に関心を 県議会議員民主党・かながわクラブはかりや珠江
多くの感動をもたらしたオリンピックが終り、29日からはパラリンピックが開幕。厳しいトレーニングや怪我、障がいを乗り越え、目標にチャレンジする姿は、感動と勇気をもたらしてくれます。スポーツの魅力を改めて感じた夏でした。
*防災の日に点検を
さて、9月1日は「防災の日」。東日本大震災を教訓に、これまで以上に防災意識や災害備蓄などへの関心が高まりました。国をはじめ各自治体でも、地震や津波の想定を見直し、防災計画や災害対策の充実・強化を図っています。県は現在「地震災害対策推進条例」制定にむけ準備を進めているところです。
しかし、少しでも被害を小さく抑える「減災」の基本は、各家庭や事業所、地域などの日頃の備えです。また「災害弱者」と言われる子どもや高齢者、障がい者、人工透析患者、難病患者等、災害時に周りの人の援護を必要とする人への対策も欠かせません。県は「災害時透析患者支援マニュアル」を改定するなど、要援護者対策の充実にも力を注いでいます。各家庭で家族の状況に合わせた準備をしておきましょう。また家族の安否を確認する方法も何通りか考えておくと安心です。9月1日を含む防災週間は、防災対策関係の情報も豊富ですし、防災グッズも入手しやすいので、是非備蓄品の点検や、家庭防災会議を実施しましょう。
*「鎌倉」を世界遺産に
「鎌倉」は、大変身近で親しみのある観光地の一つ。初詣や四季折々の花を訪ねて、一度は足を運んだことがあると思います。それだけに「世界遺産登録」と言われても、実感がわかないかもしれません。
「武家の古都・鎌倉」は、三方が山に囲まれ一方が海という要害的地形と、武家が造った神社や寺院、武家屋敷跡、切通などの文化財が一体となって残されていることが特徴で、武家文化の生まれた地としても価値ある地域です。鎌倉を中心に逗子市や横浜市金沢区の一部も、遺産登録のエリアに含まれています。
世界文化遺産登録にむけては、今年の1月正式に国からユネスコに推薦書を提出。9月には、ユネスコ世界遺産委員会の委託を受けたイコモス(国際記念物遺跡会議)が現地を調査し、来年の6月頃には登録の可否が決まる予定です。
登録には、鎌倉市民や関係団体が中心となって広報・啓発活動に取り組んでおり、県議会も議員連盟を立ち上げて応援しています。
世界遺産登録で観光客増加などの経済効果もありますが、何よりも多くの県民の皆様が鎌倉の歴史的価値や魅力を再認識し、文化財保護への関心を深めることが大切です。
文化・芸術・スポーツは、くらしの質を高め、豊かな心を養う大切なもの。県内には、たくさんの博物館・美術館などの社会教育施設・文化施設があります。神奈川の魅力再発見に出かけてみてはいかがでしょう。
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